20代花嫁のためのウェディングドレス選びガイド〜理想の一着を見つけるコツ〜

まずは代表的なドレスラインを押さえておきましょう。ドレスラインとはシルエットのことを指し、体型の見え方や印象が大きく変わります。

Aラインは、バストやウエストはフィットし裾に向かって自然に広がるシルエット。直線的な広がりがアルファベットのAに似ていることから名付けられました。シンプルな形なのでどんな体型にも合わせやすく、迷ったらまず試してほしい定番ラインです。
Aラインのおすすめシーンは、王道スタイルを求める花嫁に◎。教会式やホテルウェディングなど幅広い会場にマッチします。

プリンセスラインは、上半身はボディにフィットし、ウエストからギャザーがたっぷり入ったボリュームスカートが特徴。まさに“お姫様”のような華やかさが魅力です。
このシルエットは、大きな会場やゴージャスな挙式にぴったり。スカートのボリュームでウエストが細見えする効果もバツグンです。

マーメイドラインは、身体のラインに沿って膝下までフィットし、膝から裾へ向かって広がるシルエットが特徴です。身体の曲線美を強調しセクシーな印象の花嫁になれます。
スタイルに自信のある方や、大人っぽい雰囲気を演出したい花嫁におすすめ。披露宴や二次会など自由度の高いシーンで映えるでしょう。

トランペットラインは、マーメイドラインよりも膝上からゆるやかに広がるため動きやすく、フェミニンさと上品さを兼ね備えたシルエットが魅力です。
体のラインを出しすぎず、女性らしいシルエットを楽しみたい方にぴったり。ガーデンウェディングにも映えます。

身体に沿ってストンと落ちるストレートシルエットで、軽やかな印象を演出します。曲線を強調しすぎないため、身体をすらりと見せる効果があります。
スレンダーラインは、シンプルやナチュラル志向の花嫁におすすめ。海外やリゾートウェディングなどカジュアルなシーンにふさわしい一着です。

バストのすぐ下から切り替えがあり、裾まで直線的に落ちるハイウエストデザインが魅力的なエンパイアライン。ウエストやヒップのラインを自然にカバーしてくれるので、マタニティドレスとしても人気です。
このラインは、妊娠中の花嫁や、可憐でフェミニンな雰囲気を演出したい方に◎。ガーデンやレストランでの挙式にもおすすめです。

ドロップウエストは、ウエストラインが通常より低く設定され、ヒップあたりまでタイトにフィットした後にスカートが広がるスタイルが魅力です。トルソーを長く見せ、ボリュームのあるスカートでドラマチックな印象になれます。
このラインは、上半身をほっそり見せたい方や、人と違ったシルエットを求める花嫁におすすめです。

ウェディングドレスを選ぶ際は、自分の体型を理解してバランスよく見えるシルエットを選ぶことがポイントです。ここでは代表的な体型とおすすめのドレスラインを紹介します。

肩幅やバストが目立ち、ウエストが太めでヒップが華奢な体型はアップル型または逆三角形と呼ばれます。ボディのメリハリが出にくいため、ウエストにくびれを作り、ヒップにボリュームを持たせるデザインを選びましょう。
Aラインドレスはウエストを絞り裾にボリュームを出すことで、スリムな腰回りをカバーしながら曲線を作る効果があります。さらに、プリンセスラインのボリュームスカートは細い腰と脚を引き立ててくれます。
逆に、トランペットラインやマーメイドラインのようにヒップラインまでフィットするドレスは下半身の細さを強調してしまうため避けましょう。

肩幅・バスト・ヒップがほぼ同じで、ウエストのくびれが少ない体型はバナナ型や長方形体型と言われます。このタイプはボディの曲線が出にくいので、曲線を作り出してくれるデザインがおすすめ。
ボールガウンのようにウエストを絞ってスカートにボリュームを持たせるドレスは、小さめのバストとヒップをバランス良く見せてくれます。また、シースドレスは身体を軽く包み込むことで自然な曲線を生み出し、エレガントな印象に仕上がります。
逆に、フィット感が少ないドレスやドロップウエストなど、ウエストが強調されないデザインは体のストレートさを強調してしまうので避けた方がベターです。

ヒップが肩幅より広く、上半身が華奢な体型はペア型または三角形体型です。下半身のボリュームを抑え、上半身に視線を集めるデザインが似合います。
Aラインやプリンセスラインはウエストから自然に広がるスカートがヒップ周りをカバーし、上半身のディテールで視線を引き上げてくれます。トップスにレースやビジューなど装飾があるドレスや、オフショルダーで肩を強調するデザインもおすすめ。
逆に、ヒップラインを強調するトランペットラインやシースラインは下半身のボリュームが目立ちやすいので避けましょう。

バストとヒップのバランスが取れ、ウエストが細い体型は砂時計型です。理想的なバランスを持っているため多くのシルエットを着こなせますが、特に体のラインを活かすデザインがおすすめです。マーメイドラインやトランペットラインのようにボディにフィットして膝下から広がるドレスは、曲線美を際立たせるのでメリハリ体型にはぴったり。
もちろんAラインやプリンセスラインも着こなせますが、ボリュームのあるスカートで体のラインが隠れてしまうのは少しもったいないかもしれません。

ファッション業界では、サイズ14以上の女性がプラスサイズとされます。プラスサイズでも体型は人それぞれなので、基本の体型分類に沿って選びますが、共通して身体にフィットするドレスを選ぶのがおすすめ。ハイウエストのエンパイアラインやウエストを絞ったAライン、プリンセスラインはウエスト位置を高く見せて自然な曲線を作り出してくれます。
身長が低めの小柄な花嫁は、身長152cm以下が目安とされます。小柄な方は腰の位置を上に見せるデザインや縦のラインを強調するドレスが似合います。ハイウエストのエンパイアラインや、すっきりとしたAライン、縦長のシースドレスがバランス良く見えるでしょう。逆に、ドロップウエストやボリュームのあるプリンセスラインは身体を短く見せてしまうので避けるのが無難です。

最新トレンドを押さえることで「自分らしさ」を表現しやすくなります。ここでは、2025年の最新トレンドのドレスを見ていきましょう。

2025年はクラシックなシルエットに現代的なエッセンスを加えたデザインが注目されています。例えば、Aラインとボールガウンといった王道シルエットがモダンな解釈で再登場し、洗練されたラインや個性的な袖デザインが取り入れられています。
Aラインは清潔感のあるシンプルなデザインに流れるようなスカートを組み合わせたミニマルなスタイルが人気。また、ウエストラインを低く設定して胴を長く見せるバスクウエストドレスの復活も特徴で、ウエストを強調しスレンダーに見せる効果があります。

装飾面では、立体的な花モチーフや刺繍など自然を感じさせるディテールが注目されており、3Dフラワーや繊細な刺繍を施したドレスが増えています。カラーでは、従来の純白だけでなく淡いパステルカラーやくすみピンク、さらには個性的なカラーも選ばれるようになり、花嫁の個性を表現できる幅が広がっています。
さらに、モダン派にはパンツスタイルやジャンプスーツなど従来のドレスにとらわれないスタイルも人気。ほかにも、高いスリット入りドレスで脚を美しく見せるスタイルなど、自由度の高いデザインが増えています。

20代は「可愛らしさ」と「洗練された大人っぽさ」のバランスを楽しめる世代です。ここでは年齢の魅力を引き出すデザインやテイストを紹介します。

若々しさを引き立てるなら、柔らかいチュールやオーガンジーを使ったAラインやエンパイアドレスがおすすめ。淡いパステルカラーやナチュラルなレースで透明感と可憐さが演出できます。また、胸元を控えめに見せるスイートハートネックラインやオフショルダーは肩やデコルテを美しく見せ、可憐さと大人っぽさを両立させてくれます。

メリハリのあるラインを強調したい方はマーメイドラインやトランペットラインがおすすめ。身体に沿ったシルエットに長めのトレーンや大胆な背中開き、スリットを組み合わせることで、大人の色気とスタイリッシュさが際立ちます。トレンドのバスクウエストや立体的なフラワーモチーフを取り入れれば、クラシックとモダンの絶妙なバランスに。

「他の人と違うスタイルにしたい！」という方には、パンツスタイルやジャンプスーツ、ミニドレス、変形ネックラインなども視野に入れてみましょう。2025年のトレンドとして、パンツスーツやジャンプスーツの人気が高まっており、堂々とした装いができるだけでなく、動きやすさも兼ね備えています。また、ハイスリット入りのシースドレスやアシンメトリーなデザインも注目されています。

当店のウェディングドレスは、品質とトレンドを両立した豊富なラインナップが魅力です。ここでは人気アイテムの一部を紹介します。

オフショルダーにフリル袖とロングトレーンを組み合わせたマーメイドドレスは、曲線美を強調しながら可愛らしさもプラス。写真映えするデザインで20代花嫁にも人気です。

肩にリボンをあしらったワンショルダードレスは、さりげない肌見せとフロントスリットでモード感をプラス。色展開も豊富なので、お色直しや二次会にもおすすめです。

肩を落としたオフショルダーに立体的な花飾りを添えたドレス。シアースリーブの長袖とバックオープンが繊細で女性らしい印象を与えます。すっきりとしたスレンダーラインは上品で、大きめのヘッドパーツとも相性抜群です。

背中が大きく開いた長袖のAラインドレスは、大人っぽさとエレガントさを両立。総レースでクラシカルな雰囲気がありながら、背中の肌見せで抜け感も演出できます。

胸元がハートカットになった光沢感のあるロングドレス。背中には大きなリボンがあしらわれ、後ろ姿まで美しいのが魅力です。ハイウエストから膝までフィットし、裾が広がるマーメイドシルエットでスタイルアップ効果も抜群。

胸元はビスチェタイプで、全体に幾何学模様のような柄が入ったマキシ丈ドレス。ハイウエストから裾にかけてフレアに広がるAラインなので脚長効果があり、軽やかな透け感の素材が20代らしい抜け感を演出します。

当店では、このほかにもトランペットラインやエンパイアライン、短め丈やパンツスタイルなど幅広いスタイルを取り揃えています。価格帯も1万円台〜2万円台とお求めやすく、20代の花嫁でも手が届きやすい設定です。サイズバリエーションもXSから大きめサイズまで幅広く対応しているので、ぜひサイトをチェックしてください。

実際に20代の花嫁がウェディングドレスを選ぶ際に押さえておくべきポイントです。これさえ押さえておけば安心ですよ。

まず自分の体型を知り、バランス良く見えるシルエットを意識しましょう。アップル型ならAラインやプリンセスライン、バナナ型ならボールガウンやシースドレス、ペア型なら上半身に装飾のあるAライン、砂時計型ならマーメイドやトランペットがおすすめです。

2025年はクラシック＋モダンの融合がキーワード。バスクウエストや3Dフラワーモチーフ、淡色カラードレスなど旬のディテールで自分らしさを演出しましょう。

教会やホテルなどフォーマルな会場にはAラインやプリンセスライン、ガーデンやレストランウェディングにはエンパイアラインやスレンダーラインがおすすめ。会場の雰囲気に合わせて選ぶと全体の統一感が生まれます。

長時間着用するウェディングドレスは、見た目だけでなく動きやすさや体への負担も考慮。試着時には座ったり歩いたりして確認しましょう。

ドレス選びは挙式日の8〜10カ月前から始めるのがベストとされます。お気に入りのドレスが見つかったら、サイズ調整や小物合わせなどに時間をかけて理想に近づけていきましょう。

20代の花嫁が自分に似合うウェディングドレスを選ぶには、体型や個性、トレンドをバランスよく取り入れることが大切です。シンプルで清楚なものから大胆で個性的なものまで、あなたの魅力を引き立てるドレスは必ず見つかります。当店では、Aライン・プリンセスライン・マーメイドラインなど多彩なドレスを取り揃え、最新トレンドを意識したデザインも豊富にご用意しています。価格もお手頃なので、気軽に理想の一着に出会えるはずです。

ウェディングドレスは一生の思い出となる大切な衣装。ぜひこの記事を参考にしながら、あなたらしい一着を選んでください。何か分からないことがあればお気軽にご相談くださいね。当店のウェディングドレス一覧ページもぜひチェックしてみてください。
あなたの大切な日が、素敵なドレスとともに最高の思い出になりますように。